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彦根城の白鳥、京都国際会館へ3羽譲渡 内堀中堀は残り6羽に

譲渡後、池で泳ぐ白鳥(写真提供=京都国際会館)

譲渡後、池で泳ぐ白鳥(写真提供=京都国際会館)

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 彦根市は1月9日、彦根城の内堀と中堀にいた白鳥3羽を国立京都国際会館(京都市左京区)に譲渡したと発表した。

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 京都国際会館は1971(昭和46)年から敷地内の池で白鳥を飼育してきた。彦根市とは、1993(平成5)年11月に彦根城から京都国際会館へ、2003年12月に京都国際会館から彦根城へ、それぞれ2羽ずつ譲渡された。

 一方、京都国際会館で飼育されていた雌1羽が2023年に死に、雄1羽のみとなり、その存続が危ぶまれていた。このため譲渡を求める依頼を受けた彦根市は昨年11月7日に2羽、12月7日に1羽(いずれも性別不明)を渡し、既にいた雄1羽との相性を見ていたという。

 京都国際会館では、冬場は白鳥を別の場所で管理し、暖かい時期に敷地内の池で泳がせているため、現在は見られない。

 今回の3羽の譲渡によって、彦根城内で飼育されている白鳥は内堀の2羽、中堀の4羽の計6羽となった。

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