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彦根の手打ちそば店「一翔」が1周年 親子二人三脚で切り盛り

そば処 一翔

そば処 一翔

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 彦根の手打ちそば店「そば処 一翔(いっしょう)」(彦根市平田町)がオープンして、1月15日で1周年を迎えた。

かけそば=そば処 一翔

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 店主の田中一弥さんと長男の翔也さんが切り盛りする同店。翔也さんがそばを打ち、1日20~30食限定で提供している。

 同店のそばは、北海道産のそば粉(8割)とつなぎに国産小麦(2割)を使う「二八そば」。「つるっと滑らかでしっかりとしたコシが特徴」だという。つゆは「甘みを控え、しょうゆやだしの香りが立つ、すっきりとした味わい」にしている。食後に提供する「そば湯」は、練ったそば粉を、そばをゆがいた「あげ湯」で溶いたもので、そばの香りが立ち、とろっとした舌触りが楽しめる。

 「そばが大好きで、おいしいそばを作りたい」との思いから全国のそば店を巡り、独学でそば打ちを学んできたという翔也さん。「日々、最高のものを出せるよう努めているが、そば打ちに納得いくゴールはなく、今でも試行錯誤を繰り返しながら毎日そばを打っている」と思いを話す。

 メニューは、名代一翔そば(冷・1,600円)、ざるそば(冷・1,000円)、おろし(冷・1,300円)、とろろ(冷・1,400円)、かまあげ(温・1,000円)、かけ(温・1,200円)、かまあげおろし(温・1,300円)、だし塩おむすび(200円)。今後は、季節のデザートなどの提供も予定する。

 オープンから1年。昨年末、店をオープンしてから初めての年末を迎えた。年越しそばを求める客が、2人では対応が大変なほど来店したという。「お客さまには励まし続けてもらい1周年を迎えられた。本当にありがたい」と一弥さんは話す。

 翔也さんは「今は場所を借りているが、いつかテナントを出て自分たちの店を構えるのが夢」と抱負を語る。2人は「『こだわりの手打ちそば』を楽しんでほしい。気軽にお越しいただければ」と呼びかける。

 営業時間は11時30分~14時。水曜・木曜定休。

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