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彦根で国スポデモンストレーションスポーツ「ひこねスーパーカロム」

競技を楽しむ子どもたち(写真提供=彦根市)

競技を楽しむ子どもたち(写真提供=彦根市)

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 今年開催される「わたSHIGA輝く国スポ2025」デモンストレーションスポーツ「ひこねスーパーカロム」が6月1日、プロシードアリーナHIKONE(彦根市小泉町)で開かれた。県内から44チーム約210人が参加して競技を楽しんだ。

開会式の様子(写真提供=彦根市)

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 「ひこねスーパーカロム」は、2002(平成14)年度~2003(平成15)年度の約1年をかけて開発された彦根発のニュースポーツ。彦根市体育指導委員協議会(現=彦根市スポーツ推進委員協議会)が彦根で古くから広く親しまれているボードゲーム「カロム」に着眼して開発した。ひこねスーパーカロムは1チーム4人で構成。チームワークや戦略性が重要となり、年齢や体力に関係なく楽しめるのが特徴。

 今回は5歳~82歳の幅広い世代が参加し、彦根市内を中心に米原市・東近江市・多賀町・豊郷町・日野町といった県内各地からの参加申し込みがあったという。

 競技開始前には、主催する田島一成彦根市長や競技運営を担当する彦根市スポーツ推進委員協議会の高橋伊三男会長ら4人が、4方向から同時に手玉を放つ「オープニングショット・セレモニー(始球式)」を行った。

 競技は、4チームごとの総当たりによる予選ブロックの上位16チームが決勝トーナメントに進出。結果、城北学区の「城北カロムズ」が優勝した。表彰式では、上位3チームに賞状とひこねスーパーカロムをする「ひこにゃん」のイラストが施されたメダルが授与された。

 今回初めて参加した彦根市在住の辻彩乃さんは「幼少期からなじみのあるカロムの大きい版と思い参加した。似ているようで似ていなくて、頭も体も使えて老若男女楽しめる新しい競技で、とても面白かった」と振り返る。

 デモンストレーションスポーツ(デモスポ)は国民スポーツ大会の実施カテゴリーの一つ。年齢・性別・障害の有無を問わず、誰もが参加でき、県内各地で26の競技が開催されている。

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