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多賀・多賀大社前駅で「鉄の駅」 ガチャコンの車両内でイベント

「駅長がちゃこん」とスタッフ

「駅長がちゃこん」とスタッフ

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 「鉄の駅 in多賀 夏まつり ガチャコンでトイレール×古代ゾウとわくわく体験」が8月3日、近江鉄道多賀大社前駅で開催され、約300人の参加者でにぎわった。

コミュニティホールでもマルシェなどのイベントが行われた

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 近江鉄道を盛り上げるアイデアを、地域住民と同社社員が一緒に形にして沿線のにぎわい創出を目指す「近江鉄道みらいファクトリー」が主催し、今年で3回目の開催となる。「鉄の駅」のイベント名には、「道の駅」のように人が集まるにぎやかな駅にしようという思いが込められているという。ガチャコンは、近江鉄道の電車を地元の人々が親しみを込めて呼ぶ愛称。

 ホームに停車した2両編成の電車内では、トイレールが遊べる企画や、多賀町で発見された古代ゾウにちなみ「アケボノゾウえかきうた」でうちわを作る体験、多賀の好きな場所などを描いて作品を作る「おうみのれん」ワークショップなどが行われた。

 駅のホールでは多賀町内の店を中心としたマルシェが開かれ、近江鉄道車両の模型も走行した。近江鉄道の公式マスコットキャラクター「駅長がちゃこん」も登場し、触れ合いながら一緒に写真撮影を楽しむ参加者の姿が見られた。

 今年は、電車にも乗ってほしいという思いから、高宮駅でも「まちのコイン」クイズやペットボトルを使ったちょうちん作りなどが行われた。

 昨年も娘の瑛梨さんと参加したという多賀町在住の高取織絵さんは「電車も絵を描くのも好きなので、夢中になって楽しんでいた」と話していた。

 昨年から同イベントに参画し、多賀の魅力発信に取り組む「多賀町まちづくりネットワーク」代表の中川信子さんは「子どもたちもたくさん集まってくれて、いろいろな世代が集まる機会になった」と手応えを口にする。

 みらいファクトリー事務局の林真理奈さんは「準備段階から地域の皆さんに協力していただき、昨年より多くの方に来ていただくことができた。これからも地域の皆さんと共ににぎわい作りに取り組みたい」と意気込む。

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