
イベント企画会社「湖東ネットサービス」と「エフエムひこねコミュニティ放送」(彦根市立花町)が、携帯電話の利用料金を抑える新サービス「ひこねモバイル(=ひこモバ)」を始め、8月2日・3日にイオンタウン彦根(古沢町)の特設会場でPRイベントを開いた。
通話料を安く抑えるプランのほか、契約者には市内の子ども食堂、地域福祉活動、小中学校、観光事業の各「応援団」になってもらい、携帯電話の利用料金の一部が応援する団体に寄付される仕組みも用意する。
さらに、契約者に渡される「ひこモバカード」を市内の飲食店や店舗で提示すると、利用料や代金が割引になるなどの特典が受けられる制度も取り入れている。
回線はドコモと楽天の回線を借りて運用しSIMカードを提供するだけのため、現在利用している機種や携帯電話番号をそのまま使える。
同サービスを企画したエフエムひこねコミュニティ放送の小幡善彦さんは「スマホ代金を利用者と地域に還元できる仕組みを作り、簡単で誰もが得するプランを提案していきたい。地域の活性化につながれば」と話す。
相談や申し込みはイオンタウン彦根内にあるスマートフォン修理・買取店「スマートライン」で受け付ける。
プランは、通信量5GBと5分間かけ放題がセットになった「ひこモバ」基本プラン(月額2,980円)、福祉事業者応援プラン、フリースクール応援プラン、地域の子ども応援プラン(月額4,280円)などを用意する。