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彦根のカフェ「ひ蜜きち」が3周年 生はちみつチーズケーキなど提供

店主の松本基宏さんと妻の結菜さん

店主の松本基宏さんと妻の結菜さん

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 カフェ&スイーツのテイクアウト店「cafeひ蜜きち」(彦根市野良田町)が8月21日で3周年を迎えた。

生はちみつ=ひ蜜きち

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 元和菓子店を改装した約10坪の店内には、カウンター4席とテーブル5卓の計16席を用意。モーニングやランチ、スイーツなどのカフェメニューに加え、洋菓子をテイクアウト販売している。今では常連客も増えたという。

 店主の松本基宏さんは「この3年間は試行錯誤の連続だった」と振り返る。オープン当初はカフェ経営の経験がなく、手探りで妻やスタッフらと店を切り盛りしてきた。2人目の子どもが生まれてからは育児と仕事の両立に悩む時期もあった。時に人手不足にも苦労しながらも、営業を続ける中でメニューやサービスの改善を重ねてきたという。

 松本さんは振り返りながら、「大変だった中でもお客さまに恵まれ、本当にありがたい」と感謝の言葉を口にする。今ではモーニングも定着し、だしをたっぷり使っただし巻きがメインの定食は特に人気で、完売する日もあるという。

 メニューはモーニングの「自家製だし巻き定食」(730円)、パスタやオムライスなどの食事に400円追加で小鉢・サラダ・ドリンクが付くランチセット、生はちみつチーズケーキ(500円)、自家製プリン(420円)、米粉のシフォンケーキ(400円)などのスイーツやドリンク類をそろえる。

 地元産の米や奈良の米粉、熊本の養蜂家から仕入れる蜂蜜など地域の生産者から食材を取り寄せ、旬の食材を使った限定メニューも用意する。看板商品の「生はちみつチーズケーキ」は、小麦粉、砂糖、人工甘味料を使わない「優しい甘さが特徴」と松本さん。旬のフルーツをふんだんに使ったパフェも親しまれているという。

 松本さんは今後の新たな挑戦にも意欲を見せ、「これからもお客さまに喜んでもらえるよう、丁寧に向き合っていきたい」と話す。

 営業時間は8時~17時(テイクアウトは11時~)。月曜・火曜定休。

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