「三九三九(さくさく)ひこねマルシェ」が11月3日、彦根の四番町スクエア(彦根市本町2)で開催される。
春と秋の年2回開いている同マルシェ。四番町スクエアの店舗と約18人のボランティアから成る実行委員会が手作りで運営している。近隣にある大学から学生のボランティアも受け入れており、大学生と地域の住民が交流する場にもなっている。
当日は、木工雑貨やハンドメードアクセサリー、ドライフラワーアレンジメント、編み小物などのテント約26店が軒を並べる。会場中央部には、道いっぱいに広げて遊べる「巨大オセロ」「巨大ひこねカルタ」のコーナーがあり、毎回子どもたちの人気を集めている。
今回は、マグロの解体ショーの実演(12時~)も予定している。解体されたマグロは商店街の店ですしに加工され、15時から販売する。新たに滋賀県出身の大道芸人によるパフォーマンスもあり、アクロバットやジャグリングなどのパフォーマンスを披露する。
四番町スクエアの店舗も店前にテントを出して営業する。各店舗でスタンプを集めると、「千本つり」に参加できる。景品に、同商店街の店で使える割引券や景品などを用意する。マルシェスタッフの沼波洋子さんは「スタンプの企画で商店街のいろいろな店を回って、四番町の店のことを知ってもらえれば」と話す。
同マルシェが現在の形で始まったのは2018(平成30)年。過去に1度の中止はあったものの、コロナ禍でも継続してきた。「(当時は)作家の活動が続けられるよう開催しようと思った」と振り返る沼波さん。「作家たちがこだわって作った作品を、ぜひ見に来てもらえれば」と呼びかける。
開催時間は10時~15時。雨天決行。