「木育ワンダーパークin彦根2025」が彦根市子どもセンター(彦根市日夏町)で12月6日・7日の2日間にわたり開催される。主催は滋賀県と滋賀県木材協会(大津市)。
体験コーナーの様子=木育ワンダーパーク(写真提供=滋賀県木材協会)
滋賀県の森林資源である「びわ湖材」の利用推進と、子どもたちの木育を目的として始まった同イベント。滋賀の木製品の魅力を伝え、環境に優しい木材利用を広げることを目指し、これまでも県内で継続的に開いてきた。彦根での開催は初めて。
当日は、同センター館内に遊び体験コーナーや制作体験コーナーなどを用意する。「あそび体験」コーナーでは滋賀県生まれの木製おもちゃで自由に遊べる。木製の棒を投げて的を倒す、滋賀県発祥のニュースポーツ「レイクッド」や木のブロック「ズレンガ」、木製のジャングルジム「るんだー」など小さなおもちゃから大きなおもちゃまで体験できるようにする。
「ものづくり体験ワークショップ」では、木工パズルへの色塗りのほか、ヒノキの小物、輪ゴム鉄砲、木の花、木の卵、新幹線、はたらく車などを制作体験できる(有料)。
滋賀県内で活動している工房による「木製品販売マルシェ」も開く。木製おもちゃなどの製品販売に加え、木材も販売。合法木材やJAS製品の紹介を行うほか、木材の展示などの「事例紹介」コーナーも設ける。
アンケート回答者、有料ワークショップ参加者、マルシェで1,000円以上の購入者を対象に、木製品が当たる「抽選会」も行う。
同協会の浅井翔平(ようへい)さんは「滋賀の木製品を手に取ってもらい、木材利用の良さを体感してほしい。遊びを通して、子どもたちに木への関心を深めてもらう機会にしたい」と期待を込める。
開催時間は、6日=13時~16時30分、7日=9時30分~15時。入場無料。雨天決行。