ラーメン店「たかしま製麺研修店」(彦根市大薮町)が彦根のベルロード沿いのオカモトタンメン跡にオープンして、2月13日で1カ月がたった。経営はジョニー(長浜市)。
同社の岡本太社長は高島市出身。2050年には同市の人口が4割減少するという予測を受け、地元・高島での雇用創出や高島産米の採用など、事業を通じた地域貢献を掲げる。
「研修店」という店名の通り、メニュー開発やエンタメなど「さまざまなことに柔軟に取り組む場所」と位置付け、ほかのグループ店よりも価格を抑えて提供しているという。現場作業員などの利用客が、限られた休憩時間を有効に使えるよう提供スピードを追求し、行列を作らせない高回転の運営を目指す。
麺は高島市の自社工場で地域の女性スタッフが製麺を担当。ゆで時間の短い中太の平打ち多加水麺を採用し、独特の食感だという。スープは、豚と鶏をベースにしたしょうゆ味にし、麺を際立たせるように工夫する。提供するライスには高島産の新米を使い、地産食材の消費を促進する。
メニューは、チャーシューが2倍盛りのチャーシュー麺(950円)、中華そば(750円)、わかめ中華そば(850円)、特製つけ麺(1,000円)、特製みそラーメン(950円)など。全てのラーメンにライス1杯が無料で付く。
ユニークなメニューとして「もやしラーメン」(850円)を用意。店主とじゃんけんをして勝てば、客が自ら近隣のスーパーへモヤシを買いに行くという参加型メニューで、スタッフが勝った場合はスタッフが買い出しに行く。モヤシ代は店が負担し、チャーシューなどのトッピングを加えて調理。買い出しに成功した客には、10万円相当の「18金のラーメン鉢」で提供する。
岡本社長は「研修店という位置づけの当店。お客さまに喜んでいただき、自分たちも楽しみながら地域貢献できれば。学生が多いこのエリアで、高島の名前を冠した店として、彦根も高島も盛り上げたい」と意気込みを見せる。
営業時間は、10時~15時、17時~21時(土曜・日曜・祝日は10時~21時)。土曜・日曜は9時から「朝ラー」営業も行う。