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愛荘で野菜づくりセミナー 段ボールコンポスト製作や土壌分析アドバイス

愛荘町くらし安全環境課の西岡尚紀さんと黒木要さん(右)

愛荘町くらし安全環境課の西岡尚紀さんと黒木要さん(右)

 生ごみの減量と資源循環をテーマにし、未来の家庭菜園を学ぼうと「エコフェスタあいしょう 野菜づくりセミナー」が3月15日、ハーティーセンター秦荘(愛荘町安孫子)中ホールで開催される。

黒木さんの土で栽培した野菜。一つ一つが大きく育った

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 これまで、愛荘町では「家庭ごみを15%減量化作戦」に取り組み、ごみの減量を実現してきた。中でも、ごみ全体の約18~20%を占める、水分が多く焼却効率の悪い生ごみに着目。微生物で発酵させ、肥料として畑へ還元する循環を目指し、今年はより「エコ」にこだわり、同イベントを企画したという。

 当日、10時30分からは「はじめよう!ダンボールコンポスト」と題し、NPO法人「日本食品リサイクルネットワーク」による段ボールコンポストの製作体験や堆肥づくりと食品リサイクルの講演(参加費500円、要予約)を行う。11時からは、軽食・ドリンク販売、ものづくり体験を行うほか、雑貨販売が並ぶ「マルシェ」を開催する。

 13時からは、同町在住の黒木要(くろきもとむ)さんが、家庭菜園の栽培ポイントと土づくりについての講演を行う。黒木さんは長年、島本微生物工業(甲賀市)で土壌改良や肥料の研究に取り組んでいる、土づくりと微生物を活用した栽培管理の専門家。プロ農家向けに土づくりなどのアドバイスを行う傍ら、それらの技術を家庭菜園に応用する活動を地域で展開している。

 今回の講演の目玉は、持参した土の「リアルタイム土壌分析」。参加者が自宅の畑やプランターの土(茶わん1杯分ほど)を持参すると、講演中に、その場で土のpHやEC(肥料成分)などを測定し、数値化する。

 目に見えない土の状態を可視化することで、肥料の入れすぎによる「土のメタボ」になっていないかを診断。勘に頼らず「今年は肥料を入れなくていい」などの客観的なアドバイスを、講演終了時に直接受けられる。野菜作りにおいて、過剰な肥料や石灰の投入を見直し、根が自由に伸びやすい環境を整えることの大切さを分かりやすく解説するという。

 黒木さんは「未経験の方でも『ライトに楽しく』体験できる場を目指している。土づくりに困っている方は、ぜひ自分の土を持参して参加してもらい、野菜作りに生かしてもらえれば」と呼びかける。

 愛荘町くらし安全環境課の西岡尚紀さんは「生ごみを資源として循環させつつ、今までよりもおいしい野菜が取れるようになるヒントにしてほしい」と参加を呼びかける。

 開催時間は10時~15時(マルシェは11時~)。

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