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愛荘町で「目をつむる写真展」普段見られない表情で新たな一面捉える

目をつむる写真展

目をつむる写真展

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 愛荘町立「ハーティーセンター秦荘」(愛知郡愛荘町安孫子822番地)ギャラリーで現在、「目をつむる写真展 滋賀←→京都2022-境界を超えて-」が開催されている。

目をつむることで新たな一面に気がつくことも

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 同展は2015(平成27)年に京都市内でスタートし、これまで京都、静岡で計4回開催。年齢、性別、国籍、障がいの有無を超えて約2000人が共に目をつむった。

 5回目となる今回のテーマは「境界を超えて」。昨年静岡で開かれた「目をつむる写真展2021」でつながりのできた東近江の障がい者支援施設「止揚(しよう)学園」で撮影が始まり、東近江から滋賀へ、そして京都へと、さまざまな「境界を越えた」つながりの輪を広げている。

 主催者のヴァリアスコネクションズ成実憲一さんは「長男の寝顔を見たとき、目をつむっている無防備な彼の表情から自分の関りを反省し、彼との距離が縮まったように感じた。『信頼』と『許し』を持ち合わせた表情が『目をつむる』という行為であり、共に目をつむりあうことで寛容な社会を目指したいと考えた」と話す。「今回展示した参加者の言葉の中に、『目をつむる行為は、目の前のカメラを向ける相手のことを信頼しないとできないこと』だとあり、どの写真も他者への信頼に満ちている。本展を通じて『目をつむる』ことにそれぞれ思いをはせながら『地続きなつながり』を感じてほしい」と来場を呼びかける。

開館時間は9時~17時。月曜休館。入場無料。7月8日まで。

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