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加藤登紀子さんプロデュース「びわ湖音楽祭」、今年は彦根・文プラで

「びわ湖音楽祭」をPRする(右から)加藤さんとチームエンパワーメント代表の田中さん。

「びわ湖音楽祭」をPRする(右から)加藤さんとチームエンパワーメント代表の田中さん。

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 歌手の加藤登紀子さんが4月3日、自身がプロデュースする「びわ湖音楽祭」のPRのため彦根市役所の屋上で会見を開いた。

協賛でもらえる限定ピンズ

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 1917(大正6)年に作られた「琵琶湖周航の歌」の100周年を記念し、同曲を歌っている加藤さんが中心となって2017(平成29)年6月、「びわ湖ホール」(大津市)で1回目の「びわ湖音楽祭」を開催。翌年以降も歌詞に登場する場所で同祭を開き、昨年6月には4番の歌詞にちなんで長浜文化芸術会館(長浜市)で行った。今年は5番の歌詞「矢の根は深く埋(うず)もれて 夏草しげき堀のあと 古城にひとり佇(たたず)めば 比良も伊吹も夢のごと」に合わせて、ひこね市文化プラザ(彦根市野瀬町)で6月11日に開催する。

 第1部は、加藤さんが作詞・作曲した長浜バイオ大学の校歌「悠久の街」の市民コーラス、彦根児童合唱団、いなえ少年少女合唱団、彦根JOYジュニアオーケストラ、湖東ワークショップ、滋賀学園ジャズオーケストラが出演するステージ公演。

 第2部は加藤さんが「知床旅情」「百万本のバラ」などの約10曲を披露。特別ゲストとして、遠い親戚だという愛荘町出身のお笑い芸人のダイアン津田さんが出演し、加藤さんとトークを繰り広げる。フィナーレには加藤さんと出演者全員で「琵琶湖周航の歌」を合唱する。

 加藤さんは「大きな力に振り回されず、地域での生きる力を地域の人たちと手を携わりながら見せていきたい。彦根の皆さんに楽しんでいただけるコンサートにしていきたい」と笑顔を見せる。

 15時30分開演。入場料は、一般=4,000円(当日5,000円)、24歳以下=2,000円(同2,500円)。全席指定。4月14日からひこね市文化プラザや平和堂のくらしのサービスセンターなどで販売。

 併せて「びわ湖音楽祭」当日、文化プラザの円形広場で「むすびフェス&マルシェ×びわ湖音楽祭ストリート 高校けいおんライブ」を開催。医療介護福祉の市民団体「チームエンパワーメント」が企画する。開催時間は11時~15時。入場無料。

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