学ぶ・知る

多賀スマートインターチェンジ開通 下り線、知事や国会議員ら50人祝う

多賀スマートインターチェンジ前でくす玉を割る三日月知事ら

多賀スマートインターチェンジ前でくす玉を割る三日月知事ら

  • 3

  •  

 多賀スマートインターチェンジの下り線の開通式典が4月29日に開かれ、知事や国会議員、県議、町長、町議ら約50人が出席して開通を祝った。

[広告]

 多賀スマートインターチェンジは2010(平成22)年に当時の知事からの整備の可能性についての言及を受けて多賀町が検証を開始。その後、建設準備検討委員会の開催、国土交通省への要望などを経て、ネクスコ中日本が2015(平成27)年12月に業務着手。2021年4月に下り線の施工を始め、今年3月に完成した。

 完成した多賀スマートインターチェンジは出入り口1レーンずつ。上り線も着工しているが、完成時期は未定。2030年には上下線で1日計3600台の利用を予定している。

 開通式典には三日月大造滋賀県知事、久保久良多賀町長、上野賢一郎衆議院議員らが出席。久保町長は「多賀町の新しい玄関口として、観光振興と産業振興に大きな力が発揮されると期待している」と話し、三日月知事は「2年後には彦根市を主会場にした国スポと障スポの大会があり、多賀スマートインターチェンジの利用促進を一緒に図りたい」とあいさつ。最後に、知事や町長らによってテープカットとくす玉割りが行われた。

 開通式典の終了後には最初に通行する一番車に当選した5台への通行証明書の贈呈式も開かれ、贈呈後に5台が順番に多賀スマートインターチェンジを利用した。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース