![山芋の植付け体験をする児童=「秦荘のやまいも」の植付け体験](https://images.keizai.biz/hikone_keizai/headline/1683766689_photo.jpg)
愛荘町の特産品「秦荘のやまいも」のプランター栽培体験が5月10日、秦荘東小学校(愛荘町東出)で行われ、同小4年生49人がプランターに山芋の種付けを行った。主催は「あいしょう農交愛ランド協議会」。
「秦荘のやまいも」は愛荘町の秦荘地区で江戸時代から栽培されている地域の特産品。粘りが強く、甘さのある味が特徴。地域の子どもたちに「秦荘のやまいも」のことを知り、次世代につないでいってほしいという思いを込め、3年前から植付け体験を行っている。
当日は「愛荘町やまいも振興会」上林会長が山芋のルーツに関する話や植付け方法の説明を行い、児童らが熱心に耳を傾けた。
種付け体験では児童が3人組のグループに分かれ、和気あいあいと協力しながら種付け作業に取り組んだ。参加した児童からは「初めての体験なので面白い」「みんなで協力して上手にできた」などの声が聞かれた。
上林会長は「今回の体験で子どもたちに山芋のことや味を知ってもらい、地域の特産品である『秦荘のやまいも』への関心と継承につながれば」と期待を込める。
植えた山芋は10月ごろに収穫する予定。