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愛荘町の特産品「秦荘のやまいも」 地元児童が植付け体験

山芋の植付け体験をする児童=「秦荘のやまいも」の植付け体験

山芋の植付け体験をする児童=「秦荘のやまいも」の植付け体験

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 愛荘町の特産品「秦荘のやまいも」のプランター栽培体験が5月10日、秦荘東小学校(愛荘町東出)で行われ、同小4年生49人がプランターに山芋の種付けを行った。主催は「あいしょう農交愛ランド協議会」。

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 「秦荘のやまいも」は愛荘町の秦荘地区で江戸時代から栽培されている地域の特産品。粘りが強く、甘さのある味が特徴。地域の子どもたちに「秦荘のやまいも」のことを知り、次世代につないでいってほしいという思いを込め、3年前から植付け体験を行っている。

 当日は「愛荘町やまいも振興会」上林会長が山芋のルーツに関する話や植付け方法の説明を行い、児童らが熱心に耳を傾けた。

 種付け体験では児童が3人組のグループに分かれ、和気あいあいと協力しながら種付け作業に取り組んだ。参加した児童からは「初めての体験なので面白い」「みんなで協力して上手にできた」などの声が聞かれた。

 上林会長は「今回の体験で子どもたちに山芋のことや味を知ってもらい、地域の特産品である『秦荘のやまいも』への関心と継承につながれば」と期待を込める。

 植えた山芋は10月ごろに収穫する予定。

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