昼は「立ち食いそば店」、夜は「立ち飲み大衆居酒屋」となる「丸又食堂 旭町スタンド」(彦根市旭町)が4月29日、彦根駅西口にオープンした。経営はドリームフーズ(幸町)。
昨年8月に閉店した「彦一」をリニューアルした同店。2階を改築し、以前の店よりも広い店内となっている。「立ち飲みスタイルの大衆居酒屋」がコンセプトで、「より気軽に利用しやすい店の造りやメニューを意識した」という。
立ち飲みスペースには、カウンターに10人、立ち飲みテーブルは6卓12人ほどを想定。屋台を模したカウンターでは5人が立ち飲みスタイルで飲食できる。「サクッと来て、パッと飲んでいただけるよう立ち飲みスタイルになっているのが当店の特徴。メニューも早く提供できるものを充実させている」と店長の井上拓摩さんは話す。「知らない人同士でも、隣の方と気軽に話したりスタッフと交流できたりするような気軽な店になれれば」と笑顔を見せる。店舗奥にはテーブル席5席、2階には個室を用意する。
メニューは、昼は十割そばの肉ぶっかけそば(880円)などを提供。夜は、創業195年の「マルマタ」のしょうゆやみそを調味料に使い、八丁みそをベースに数種類のみそをブレンドした、どて煮(380円)、串カツ(1本=120円)など、酒のつまみになるようなものを中心に、おけ盛りそば(1,200円)などの〆も用意する。酒はキリンの銘柄をそろえ、生ビール(中=500円、メガ=800円)、丸又ハイボール(中=490円、メガ=750円)、そば湯サワー(中=450円、メガ=720円)など。ソフトドリンクも提供する。
井上さんは「立ち飲みスタイルが受け入れてもらえるか不安だったが、以前の常連もお越しいただきにぎわいを見せている。彦根駅前にある当店がにぎわい、駅前から彦根全体が盛り上がるような楽しい雰囲気の店にしていきたい。学生やお勤めの方、観光客の方も気軽に立ち寄っていただければ」と呼びかける。
営業時間は、11時30分~15時、17時~22時。