近江牛肉を中心に手がける千成亭風土(彦根市平田町)が、WFP(国連食糧計画)の取り組み「RED CUP CAMPAIGN」に賛同し、自社販売サイトへのレビュー1件につき食料1食分の寄付を2009(平成21)年から続けており、6月、累計寄付食数が5100食を超えた。
上田勝之専務は「飢餓により、世界では日に4~5万人、年間で1500万人以上の人が亡くなっており、そのうち7割が子どもだといわれている。さらにコロナ禍や紛争により、さらなる食料不足が拡大している現状がある。食品を取り扱う企業として貧困を無くす取り組みに今後も積極的に取り組みたい」と意気込みを見せる。