これから起業を目指している人や独立を考えている人向けのセミナー「ひこね起業塾」が7月1日から、開講される。主催は彦根商工会議所(彦根市中央町)。
昨年初めて開いた「ひこね起業塾」。参加者から「起業するのに必要な知識を学べた」と好評を得て、今回2回目の開催が決まった。座学で起業に必要な知識を学べるほか、意見交換やグループワークを通して、起業に当たっての学びを深められるプログラムになっているという。全6回のプログラムを受講終了後,、「修了証」を授与する。
プログラムは「起業に至る心構えについて」「創業計画書の作成について」「財務分析・資金調達について」「従業員を雇用したら必要な手続、雇用に有利な助成金」「マーケティング、販売促進について」「創業計画書のプレゼンテーション・修了式」の全6回。それぞれのセミナーは、実際に活躍している起業家やコンサルタント、社会保険労務士などが受け持つ。
昨年は、20代の大学生から70代までの参加があった。起業塾を修了後、起業した参加者も数人いて、そのうちの一人「マイクラフト」の横田豊さんが今回のセミナーに登壇する。
同会議所の安賀健史さんは「最近では兼業で活躍したいと思っている人や独立を目指している人の相談も増えている。会議所では個別の相談業務で支援にあたるとともに、起業について学べる環境を提供し、修了後も全面的にバックアップする」と意気込みを見せる。「起業塾を通して、同じ志の仲間と出会える機会にもなり、少しでも不安を解消できれば。やるべきことが分かることで、起業に前進できると思う。興味のある方は、ぜひ参加してみてほしい」と呼びかける。
参加費は5,000円(全6回分)。定員20人。申し込みは彦根商工会議所ホームページで受け付ける。