ギネス世界記録を目指し250人以上で手作りランタンをともすイベントが7月16日、アル・プラザ彦根(彦根市大東町)4階で行われる。主催は「ギネス世界記録に挑戦実行委員会」。
代表の寺村邦子さんは普段は彦根市でピアノ講師を務め、さまざまなギネス記録に挑戦している。寺村さんが初めてギネス記録に挑戦したのは1989年「グランドピアノ111台並べて同時演奏」。以後、さまざまなギネス記録に挑戦し続け、彦根市内で12の記録を保持している。挑戦の度に感じる人とのつながりや温かさが原動力になっているという。
今回の挑戦は250人以上でランタンを手作りし、一斉に明かりをともすもの。参加者は説明書きに沿って用意された半紙などの材料を使い、制限時間の30分以内にランタンを作る。「ランタンの周りに使う半紙には、願い事や希望の言葉など好きなものを描くのも面白い」と寺村さん。持ち手となる「棒」に針金でしっかりとぶらさげて完成させる。出来上がったランタンに7色に光るLEDライトをともし、審査員の審査を一人一人受けるという。
寺村さんは「今回の挑戦はみんなで『希望の明かりをともしたい』という思いで、コロナ禍の間からずっと温めてきたアイデア。コロナ禍では窮屈な思いでしんどいことがたくさんあったと思う。コロナ規制が緩和されて、これから明るい気持ちをもって過ごしていければという願いを込めている」と笑顔を見せる。
「ランタンに灯がともる時間帯はちょうど日が暮れる頃。みんなが作ったランタンの美しい光が広がるのを想像するとワクワクする。笑顔が集まればうれしい。ぜひ一緒にギネスに挑戦して楽しい思い出を作りましょう」と呼びかける。
参加無料。出来上がったランタンは持ち帰ることができる。申し込みは専用のフォームで受け付ける。