近江鉄道の電車内で謎解きを進める参加型謎解きゲームイベント「おばけ列車からの脱出」が7月15日、始まる。主催は近江鉄道(彦根市駅東町)、いろあわせ(芹橋2)。
電車内で行う謎解きの様子(イメージ)=近江鉄道で「脱出型謎解きイベント」
車内で参加者自身が物語の主人公となり、謎を解き脱出を試みる同イベント。電車内で開催する謎解きゲームとしては「滋賀県初」の試みとなる。イベントは期間中12回開催。
「今日は近江鉄道のイベントの日。行き先秘密の特別列車が出発したが、急に電車が止まってしまった。雑音まじりのアナウンスが流れ、乗客たちはお化け列車に乗ってしまったことを知る。1時間以内に元の世界に帰らないと人間に戻れないため、謎を解いて元の世界に戻る必要がある」というストーリーの下、参加者はさまざまなミッションに挑む。
電車は参加者を乗せ、彦根駅を出発するが止まってしまう。参加者は閉じ込められた電車内で、最大4人のチームで制限時間の60分以内に電車を脱出することを目標とし、さまざまな謎解きに挑戦する。謎解きの問題は、子どもから大人まで楽しめる内容になっているという。電車内では「キャスト」が場を盛り上げ、電車内という空間とキャストによる演出で「非日常が感じられる」よう工夫を施す。
近江鉄道の山本聖奈さんは「近江鉄道の電車内で、臨場感あふれる謎解きを楽しんでもらえるように企画した。皆さんの参加をお待ちしている」と話す。
いろあわせの馬場奏さんは「電車に閉じ込められるという非日常の中で、謎解きが解けるか解けないかという『ひりひり』した感覚や、無事脱出できるのかどうかという『わくわくどきどき』を楽しんでほしい。家族や友達などのグループで参加して夏休みの思い出の一つになれば。もちろんおひとりでの参加も歓迎」と呼びかける。
開催は、7月15日~17日、8月11日~13日の6日間。開始時間は、11時~13時、14時~16時。彦根駅出発。事前の参加申し込み(チケット)が必要。公式サイトで、一般チケット(3,500円)、グループチケット(1~4人、1万2,000円)を販売する。