NPO法人「芹川の河童」が運営する「循環型未来食堂 みんなの食堂」(彦根市河原1)で6月、地域の子どもたちが放課後に立ち寄れる「子ども第三の居場所」の取り組みが始まった。子どもたちは夕方から「みんなの食堂」を利用できるようになる。
同NPOは、地域社会の幼少期から老年期まで全ての人に「健康」「発達」「生きがい」を創造する事業を行い、社会の福祉と地域の活性化に寄与することを目的に活動を行う。
「子ども第三の居場所」は、地域の子どもたちが気軽に立ち寄れる場所を作ることにより、地域の人々との交流を通して人と関わる力、自己肯定感を育むとともに、行政・NPO・市民・企業・研究者と協力して「子どもたちを見守る」「誰一人として取り残されない」地域子育てを目指している。
同NPO代表の川崎敦子さんは「地域とのつながりがあり食事ができる利点を生かし、子どもたちの生きていく力を育める居場所を目指している。みんながみんなの子どもを育てる場所になれば」と期待を込める。
利用は1回200円。事前予約制。