市内8業者による「新商品・新サービス合同記者発表会」が1月26日、彦根商工会議所で(彦根市中央町)で行われた。
合同記者発表は、商工会議所会員の経営力強化に向け、伴走型支援の一環として同会議所が昨年11月から4回にわたり行っている広報セミナーの集大成として開いたもの。昨年に続き2回目の開催。セミナーでは、広報・販促コンサルタントの大谷芳弘さんを講師に迎え、講義やグループワークを通して、報道資料の作り方や訴求方法、広報の手順など学んだ。
発表会は2部制で、第1部では、1社約6分の制限時間内で、これまでに学んだ手法を用いて事前に準備したパネルや実際の商品を使い、報道関係者や金融機関などに自社の新商品・新サービスのプレゼンテーションを行った。続く第2部では、それぞれのブースで、商品を手に取ってもらったり、試食を交えたりするなどして自社商品を紹介。来場者へより詳しく商品やサービスをアピールした。インタビューに応える事業者の姿も見られた。
参加したボンテン(野田山町)の広報担当、大西弥恵子さんは「セミナーで学んだことを元に、自社の開発商品をアピールすることができた。参加して良かった」と話していた。
同会議所担当の安賀健史さんは「受講者の多くは専任の広報担当者ではなく、他の業務をこなし、効果的な広報の仕方に悩む方が大半。今回のセミナーで学んだことを生かし、自社でも広報業務ができるようになってもらえれば」と話す。
当日の模様は同会議所のユーチューブ・チャンネルで配信する。