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愛荘町の特産品「秦荘のやまいも」植え付け 農園芸学ぶ生徒が体験

「秦荘やまいも振興会」会員から指導を受けながら作業をする生徒

「秦荘やまいも振興会」会員から指導を受けながら作業をする生徒

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 愛荘町の特産品「秦荘のやまいも」の露地栽培体験が5月16日、愛知高等養護学校内(愛荘町愛知川)の農場で行われ、専門教科「農園芸」選択の2年生5人が植え付けを体験した。主催は「あいしょう農交愛ランド協議会」。

指導を受けながら丁寧に植え付けを行った。

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 「秦荘のやまいも」は愛荘町の秦荘地区で江戸時代から栽培されている地域の特産品。粘りが強く、甘さのある味が特徴。「町の特産品を知ってほしい」と同校では3年前から植え付け体験を行っている。昨年まではプラスチック鉢での栽培体験を行っていたが、今年は初めて露地栽培での植え付けを行った。

 当日は「秦荘やまいも振興会」の会員が山芋のルーツや歴史に関する話や、植え付け方法の説明を行い、熱心に耳を傾ける生徒らの様子が見られた。

 植え付け体験では、生徒たちが指導を受けながら、専用器具を使って畑に穴を空けたりするなどの作業に真剣に取り組み、参加した生徒らからは「無事に育ってほしい」「愛荘町の特産品を知ることができるいい機会だと思う」などの声が聞かれた。

 同会の上林会長は「愛荘町の特産品を少しでも多くの人に知ってもらい、興味を持ってもらえれば」と期待を込める。

 植えた山芋は生徒らが育て、11月ごろに収穫する予定。

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