彦根市内の園児たちに「ひこにゃん」を通じて市に愛着を持ってもらおうと、市内の幼稚園・保育園・認定こども園へ「ひこにゃん」を派遣する企画「ひこにゃんが会いに行きます!」が始まり、5月24日、平田こども園(彦根市平田町)で初回が行われた。
彦根市は昨年4月、各園に「ひこにゃん絵本」を配布したが、その後のアンケート調査で「実際にひこにゃんに会ったことがない」と回答した園児が多数いたことを把握。以前から各園より、「(ひこにゃんに)来てほしい」という要望があったこともあり、市は移住・定住の促進や若年層のひこにゃんファンの獲得の観点から、ひこにゃんの市内各園への派遣を企画した。
平田こども園では0歳~5歳の全園児が参加。園児たちの前に「ひこにゃん」が登場すると、拍手と歓声が上がり、年齢ごとに「ひこにゃん」を交えて記念撮影した。その後、園児たちは一緒にひこにゃん音頭を踊ったり、じゃんけんゲームをしたりして楽しんだ。
今後、彦根市は毎月2園のペースで「ひこにゃん」を派遣。市内の幼稚園8園、こども園5園、認定保育所29園を2年かけて回っていく。