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彦根で「日本カロム日本選手権」 県内外から幅広い世代の243人出場

カロムをプレーする子どもたち

カロムをプレーする子どもたち

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 ボードゲーム「カロム」の日本選手権大会記念大会が6月30日に彦根商工会議所で開かれ、全国各地のカロム愛好家ら延べ243人が出場した。

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 カロムは、四隅にポケットがある正方形の盤を使い、赤と緑のチームに分かれ、手持ちのストライカーを打って各色12個ずつのパックをポケットに入れて、最後に王様のジャックを早く落とした方が勝利するボードゲーム。

 日本では明治時代に宣教師が子どもの遊びとして持ち込んだのが始まりとされ、彦根地域では地蔵盆などで現在も子どもたちが遊び続けている。

 日本カロム協会(彦根市中央町)は毎年、彦根市内で日本選手権大会を開いており、全国各地の子どもから高齢者まで幅広い世代が参加している。35回目の今年は東京、大阪、京都、兵庫、愛知、岐阜、三重、福井、静岡、新潟、福島、鳥取からの県外43人を含め、シングルスに127人、ダブルスに58組116人が出場した。

 シングルスが5歳~小学3年以下の「ジュニア1」、小学4年~6年の「ジュニア2」、中学生以上の「一般」、ダブルスが小学生以下のペアの「ジュニア」、親または祖父母と小学生以下のペアの「家族」、中学生以上のペアの「一般」の3クラスごとに分かれて対戦。

 当日は午前にシングルスの予選、午後にダブルスの予選があり、上位が午後の準決勝と決勝に臨んだ。会場となった彦根商工会議所では、それぞれのクラスで白熱した戦いが繰り広げられ、保護者や家族らが声援を送る声も響いた。

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