サンライズ出版(彦根市鳥居本町)が8月17日、アルプラザ彦根(大東町)で「わたしのまちの自費出版」を開催する。会場は6階の平和書店レンタルスペース。
全国の図書館を巡り、自費出版された本を展示する展覧会「図書館巡回展 わたしのまちの自費出版」(主催=NPO法人日本自費出版ネットワーク)。滋賀県では2023年1月から、サンライズ出版が県内の図書館を巡回し実施している。
今回、滋賀県内で図書館以外での展示は初めて。自費出版の促進と質の向上を目指して設立され、年に一度行われる「日本自費出版文化賞」の第26回受賞作品と、彦根や長浜など県内在住の著者による歴代の受賞・入選作品を展示する。
大賞の綿谷正之さん「墨に五彩あり 墨の不思議な魅力」など14点のほか、長浜市の国友伊知郎(本名=吉田一郎)さん「北近江 農の歳時記」(第5回大賞)、彦根市の朝倉克己さん「近江絹糸「人権争議」はなぜ起きたか」「近江絹糸「人権争議」の真実」(第19回部門賞)、長浜市の村上宣雄さん「やさしいネイチャーウォッチング」(第25回特別賞)など30点を展示する。
サンライズ出版の矢島潤さんは「『日本自費出版文化賞』に、彦根・長浜から3人の受賞者を輩出している。会場は、座ってじっくり読んでもらえるようにしているので、実際に手に取ってもらえれば」と来場を呼びかける。
開催時間は13時30分~16時30分。入場無料。自費出版の相談会も行う。