![「高橋美術」の髙橋良さん](https://images.keizai.biz/hikone_keizai/headline/1724113273_photo.jpg)
高橋美術(彦根市平田町)が現在、陶芸・平面・彫刻、水墨画の芸術家たちの作品を並べた「三人展」を開いている。
出展している作家は、高橋美術代表で水墨画家の高橋良さん、彦根市内在住で平面・彫刻作家の上坂彩さん、愛荘町出身で陶芸家の藤居奈菜江さん。
高橋さんは2006(平成18)年から1年間、ハンガリーで過ごし、2010(平成22)年に「第13回岡本太郎現代芸術賞」入選、2014(平成26)年に高橋美術を開業。国内各地での多数の個展やグループ展に出展している。
上坂さんは東京生まれ。京都市立芸術大学美術学部2008(平成20)年卒、同大大学院美術研究科彫刻専攻修士課程2011(平成23)年修了。滋賀や東京で個展を開いているほか、国内外の各地でのグループ展に参加している。
藤居さんは信楽高校デザイン科、大垣女子短大デザイン美術科卒。京都府立陶工高等技術専門校に2004(平成16)年入学。2010(平成22)年に岐阜県土岐市で独立築窯し、夫婦で陶芸をなりわいとし、猫2匹と生活している。
「三人展」で、高橋さんは質感や重量感を感じさせる豊かな墨色で描いた水墨画8点、上坂さんは日常生活の中で見た対象物を湖畔のアトリエから生み出される色彩豊かな作品9点、藤居さんは着色料をほとんど使わない優しい自然色が魅力の食器や石っころシリーズの陶芸60点を、それぞれ展示している。
営業は金曜・土曜・日曜の11時~18時。今月25日まで。作品は販売も行う。