クラフトビール醸造所「くにうみ醸造所」(現在準備中)に併設するパブ「ブリューパブ・シスル」(多賀町多賀 )が8月1日、オープンした。
同店は、多賀オリジナルクラフトビールを製造する「くにうみ醸造所」に併設するレストラン(パブ)。座席は8卓24席。2階にはイートインスペースを設ける。「昼飲み」を楽しんでもらえるよう昼営業のみで、オリジナルのクラフトビールをはじめとしたアルコール類と料理のペアリングメニューを提供する。
店主は、バーテンダーとして20年以上の経験を持ち、サロンバー・シスル(彦根市旭町)を経営する宮下純さん。出身地の「多賀」に人を呼び込み盛り上げたいと、料理も楽しめるパブを併設する醸造所を作ることを決めたという。
サロンバー・シスルでランチメニューを調理してきた妻の恵さんが料理長を務め、地元の食材などを使った料理を用意する。クラフトビールはたるからサーバーで提供する。
ランチタイムには「シスル特製ハンバーグ デミグラスソース」「ハニーマスタードチキン」「チキンとホウレン草のクリームコロッケ」(以上1,400円)などを月替わりで用意。全ての料理に、サラダ、スープ、ライス、シフォンケーキ、ドリンクが付く。
14時からは、「本日のサラダ」「フリッツ(フライドポテト)」(以上600円)、「地元産鹿肉の燻製」、「近江牛のミートボール」(以上700円)、「近江牛のボロネーゼ」(900円)などのアラカルトメニューを提供する。
ドリンクはクラフトビールを中心としたアルコール類をはじめ、ソフトドリンク、コーヒーを提供。クラフトビールは、多賀オリジナルクラフトビールの「ベルジャン・ウィット晨(あさ)OEM」、クラフトビールの「ペールエール」「IPA」「ムーンラビット」など。ほかにも、「クラフトハイボール」「近江エンシェントハイボール」なども用意する。
秋には醸造所が開業予定。宮下さんは「地元『多賀町』のクラフトビールと、それに合う料理で『昼飲み』を楽しんでもらえれば。自慢できる多賀の名物を作っていきたい」と意欲を見せる。
営業時間は11時~18時(ランチタイムは13時30分まで)