2025年の年賀はがきの滋賀県版が、彦根城やひこにゃん、わるにゃんこ将軍のイラストをあしらったデザインになる。決定報告会が9月2日、彦根市役所で開かれ、ひこにゃんなどの作者「もへろん」さんがデザインに込めた思いを語った。
彦根市と彦根市内の郵便局は2021年6月に包括連携協定を締結。今回はその一環として、市内郵便局が加盟する日本郵便の滋賀県東部地区連絡会が、もへろんさんにデザインを依頼。年賀はがきの裏面右下に、彦根城天守と鏡もちに挟まれたひこにゃんとわるにゃんこ将軍が手招きするデザインになった。
報告会にはもへろんさん、日本郵便近畿支社滋賀営業統括本部の中家理本部長、彦根郵便局の加藤喜人局長、彦根本町郵便局の塚田茂晴局長、和田裕行彦根市長らが出席。
もへろんさんは「彦根に良いご縁を招き入れたいという思いを込めデザインした」と説明。年賀はがきの拡大版にサインとひこにゃんなどを描いて、記念撮影に応じた。
来年の地方版の年賀はがきは27種類。うち滋賀県版の年賀はがきの印刷枚数は19万6000枚。県内の郵便局や日本郵便のネットショップで11月1日から販売する。1枚90円、うち5円が社会福祉の増進や地球環境保全の事業を行う団体に寄付される。