テイクアウト専門のクレープ店「GENTIL creperie(ジョンティ クレープリー)」(彦根市戸賀町)が複合施設「トガノツバメ」内にオープンして、10月3日で2カ月がたつ。
同施設は高齢者向けデイサービス施設、地域農家の野菜や果物・地域の特産物・作家が作る作品などを販売する物販スペース、誰でも利用できるオープンスペースを備え、4月にオープンした。同店は同施設入り口に位置し、8月にオープン。購入した商品は施設内のオープンスペースでイートイン利用もできる。彦根市内で福祉事業を展開する「アイズケア」(地蔵町)が経営する。
「ジョンティ」はフランス語で「思いやり」「優しさ」、「クレープリー」は「クレープ専門店」を意味する。「クレープ」には「包む」という意味があることから、店名には「周りを『優しく包み込む』ような、優しい気持ちが広がるように」と願いを込めているという。
クレープ生地は、小麦粉と滋賀県産のそば粉をブレンドして作る。自家製のクリーム、トッピングに地元農家や施設職員で作る季節のフルーツなどを使う。砂糖の使用を控え、甘さを抑えた味わいにしている。イチゴやオレンジなど果実を酢に漬け込んで作るフルーツビネガーも店内で手作りしている。
メニューは、シュガーバター(440円)、ラムシュガーバター(500円)、ティラミス(650円)、ヌテラバナナ(650円、Sサイズ=500円)、レモンカード(680円、同=530円)、ブルーベリーチーズケーキ(680円、同=530円)、季節のフルーツ(750円、同=600円)。
ドリンクは、コーヒー、紅茶、ティーソーダ、自家製ホワイトコーラ(以上400円)、自家製フルーツビネガー(490円)。クレープとセットにすると100円引きになる。
アイズケア専務の野村隆裕さんは「イートインスペースもあるので、クレープやドリンクを楽しんでほしい。クレープを通して、店名に込めた『優しく包み込む』というような気持ちも伝われば」と来店を呼びかける。
営業時間は12時~16時30分。日曜・月曜定休。