近江鉄道沿線でさまざまなイベントを繰り広げる「ガチャフェス2024」が10月19日、開催される。
今回で2回目の同イベント。初回の昨年は、沿線エリアで49のイベントが開催され、約2万人の来場者があったという。今回は、近江鉄道沿線20駅の駅前や地域周辺で58の「地域イベント」を行い、「食」をテーマにしたイベントや限定企画なども実施する。
沿線でイベントを主催するのは、それぞれの地域の団体や企業など。クラフト作りをはじめとしたワークショップやスタンプラリーなどの体験イベント、エリア展示、飲食を提供するマルシェ、酒蔵での試飲会など、さまざまに趣向を凝らしたイベントを用意する。
地元をはじめ、全国からブルワリーが集まりクラフトビールを提供する「びわ湖クラフトビール祭り」(彦根駅前・日野駅前)と県内外のコーヒー専門店がコーヒーを提供する「貴生川リバーサイドコーヒーマーケット」(貴生川駅前)・「太郎坊コーヒーチャレンジ」(太郎坊宮前駅前)など、「食」をテーマにしたイベントも開催する。
近江鉄道の限定企画として、「ヘッドマークデザインコンテスト」で選ばれた入選作品10点を車両内に掲出するほか、家庭で余った食品を回収するボックスを主要駅に設置し、回収した食品を「フードバンクひこね」に寄付する取り組み、「デジタルスタンプラリー」「車内アナウンス体験(募集終了)」なども実施する。
当日は、列車の本数を増発した「特別ダイヤ」で運行し、大人=100円、子ども(小学生以下)=無料で近江鉄道全線を一日乗車できるようにする。
近江鉄道の北原翔さんは「地域の皆さんと一体となって開くイベント。各イベントに向かうのに近江鉄道を利用してもらい、ローカルな沿線の魅力を楽しんでもらえれば。このイベントをきっかけに、さらに沿線を盛り上げられれば」と意気込みを見せる。
雨天決行。