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彦根に窯焼きピザ店「ルア・エッセ」 冷めても柔らかさ残る生地目指す

店主の庄和久さん

店主の庄和久さん

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 窯焼きのナポリピザやパスタを提供するピザ店「ピッツェリア エ トラットリア ルア・エッセ」(彦根市平田町)が1月30日にオープンした。

セットメニュー(写真提供=ルア・エッセ)

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 店舗面積は約24坪。店内は、イエローの壁で彩られた明るい空間に、テーブル8卓28席を配置する。「ピッツェリア エ トラットリア」はイタリア語で「ピザと大衆食堂」を意味し、「ルア・エッセ」は娘の名前の響きと、店主の頭文字S(エッセ)を組み合わせたという。

 ピザは、高温の窯で一気に焼き上げる、ふっくらとした縁の焦げ目が特徴のナポリピザ。生地は数種類のイタリア産と国産小麦を独自ブレンド。ピザ生地に合わせてモッツァレラチーズを選び、注文ごとに生地を伸ばしトッピングして焼き上げる。「冷めても柔らかさが残る生地を目指している」という。

 市内のピザ店で責任者として従事していた経歴を持つ店主の庄和久さん。「立ち上げ当初から責任者として配属されたが、料理などもしたことなく全てが手探り。料理の基本はもちろん、仕入れからピザ作りまで全て学びながら店舗運営を続けてきた」と振り返る。「おいしくないとお客さまがつかないなど、結果はシビアだった。自分なりに味や調理法を学び続けてメニューを開発するなど、ピザに向き合った8年間だった」とも。2年ほど前から自分の店を持ちたいと独立を決め、準備を進めてきたという。

 メニューは前菜5種・スープ・デザート・ドリンクが付く「ハーフピッツァまたはハーフパスタセット」(2,200円)、「ハーフピッツァ&ハーフパスタセット」(2,750円)のセットメニューをはじめ、「マルゲリータ」(1,078円)や水牛モッツァレラを使った「マルゲリータエクストラ」(1,628円)などのピザ(通常サイズ=約27センチ)、「カルボナーラ」(1,408円)や「ほうれん草とベーコンのバター醤油(しょうゆ)パスタ」(1,408円)などのパスタ、フリットやドリンクを用意する。前菜やデザートなども順次提供していく予定だという。ピザとパスタはテイクアウトにも対応。

 庄さんは「ピザは正解がなく、今でも日々学びの連続。お客さまに喜んでもらえるピザを作り続けていきたい。ぜひ気軽に立ち寄っていただければ」と呼びかける。

 営業時間は、11時30分~14時30分、17時30分~21時30分。火曜定休。

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