
彦根藩主が玄宮園で浮かべていた屋形船の「迎賓船」が復活し、現在、期間限定で運航されている。
定員4人。期間限定で運行する=玄宮園「迎賓船」(写真提供=彦根観光協会)
江戸時代、藩主は客の接待のため玄宮園の池・魚躍沼(ぎょやくしょう)に屋形船を浮かべていた。彦根観光協会は、彦根城の世界遺産登録に向けた機運醸成と観光都市・彦根の国内外へのPRを目的に、屋形船を「迎賓船」として復活させる取り組みを実施。当時の園内の様子を描いた絵図の屋形船を手本に実際に製作し、昨年11月に園内で試行運航、3月に本格運航を始めた。
復活した迎賓船は、田舟(たぶね)をヒノキとスギで和船に仕上げたもので、鈴木古建築(大薮町)が昨年7月18日から9月30日にかけて製作。同船は、全長=5.99メートル、全幅=1.24メートル、全深=63センチ、重量=約500キロ。
同協会の大塚清寿さんは「江戸時代の船遊びを体感してもらえれば。船から見る、いつもと違う風景や船頭との会話も楽しんでもらい、玄宮園の魅力を再発見してもらえれば」と乗船を呼びかける。
20分間隔で1回の運航時間は約10分。乗船記念品として「御船印」と特製ひこにゃん迎賓船キーホルダーが付く。定員は1回4人。
運航期間は5月6日までの土曜・日曜・祝日。運航時間は13時30分~15時30分。乗船料は、高校生以上=1,000円、小中学生=500円、小学生未満無料。