
親子丼などの丼物やうどんなどを提供する丼物店「どん家」(愛荘町愛知川)が愛知川東小学校の近くにオープンして、4月2日で2カ月がたった。
「自身で飲食店を持つことが長年の夢だった」という、愛荘町出身の店主・荻田裕司さん。「この辺に、まだあまりない飲食店を開きたかった」と丼物を提供する店に決め、準備をしてきたという。
店内は、畳の部屋に小さな2人がけのテーブル1卓とカウンター7席の計10席を用意する。カウンター席からは調理風景が見え、店内の所々に、荻田さんが好きだというアニメのフィギュアなどを飾る。
何度も試作を重ねて作ったという親子丼(750円)は、鶏肉を炭火焼きし、タマネギは味を染み込ませるために下処理を施す。卵とじは柔らかめに仕上げ、汁だくにする。「いなにわ」(750円)に使う細麺は、秋田県から稲庭うどんを仕入れ、かつおだしのつゆを使う。麺は「すっきりとキレがあるのが特徴」だという。
メニューはほかにも、玉子丼(600円)、豚丼、のっぺいうどん(以上850円)、中華そば(750円)などの丼物や麺類をそろえる。ドリンクにはタコハイ(300円)、瓶ビール(大700円)などを用意。
近所の常連や子ども連れの親子が訪れるという同店。荻田さんは「来た人たちがワイワイと仲良くなってくれる様子を見ることができてうれしい。気軽に足を運んでほしい」と話す。今後は、夏用の新メニューや、夜の居酒屋メニューも提供予定。
営業時間は、11時30分~14時30分、17時30分~20時30分。日曜定休。