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愛荘町に「野菜」が主役の洋食店「ベジタブルキッチン ヒポ」 

店主の倉橋節行さん

店主の倉橋節行さん

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 野菜を多く使った洋食を提供する「ベジタブルキッチン hippo(ヒポ)」(愛荘町島川)が愛荘町にオープンして、5月28日で1カ月がたつ。

hippoプレート=ベジタブルキッチン hippo (ヒポ)

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 京都出身の店主・倉橋節行さんは、結婚と妻の出産をきっかけに2018(平成30)年に愛荘町に移住。長年、ホテルのレストランやカフェで調理の仕事に携わってきた倉橋さん。起業セミナーに参加するなどして経営を学び、飲食店で働き始めた頃からの夢だった自身の店を開くために準備を進めてきたという。

 ウッド調の店内には、4人がけのテーブル席4卓とカウンター5席の計21席を用意する。ロゴや店名にもなっている「カバ(hippo)」は「地域のアピールにもなれば」と、同町の島川のマスコットキャラクターである「シマカバ」をモチーフにしている。

 料理に使う野菜は滋賀県産のもの。町内農家のほか、守山市や高島市などの農家に倉橋さんが実際に足を運んで選んだ野菜を仕入れている。倉橋さんは「仕入れ先の農家からおいしい野菜の食べ方を教えてもらったり、一緒においしい食べ方を考えたりした」と振り返る。

 ランチタイムには、「hippoプレート」にスープやメイン料理が付くAランチ(2,200円)、「hippoプレート」がメインのBランチ(1,700円)、パスタがメインのCランチ(1,400円)を提供。ディナータイムには、新ジャガのフリット(600円)、ジャンボシイタケのステーキ(800円)、イタリアンパセリを使ったペペロンチーノ(1,300円)など、「野菜が主役」になるようなメニューを用意する。

 ほかにも、国産豚肩ロースグリル(1,800円)や白身魚のポワレ(1,300円)などの肉・魚料理、ドリンクには生ビール(600円)、近江米を使用したクラフトビール「フローラルエール(缶)」(750円)、ワイン数種類などをそろえる。

 倉橋さんは「調理の仕方によって、子どもが苦手な野菜もおいしく変えられる。『野菜は、こんなにおいしい』ということを知ってもらえれば」と期待を込める。

 営業時間は、11時~14時30分、18時~22時。水曜定休。

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