
一品中華料理をメインに提供する創作中華バル「琉(りゅう)」(彦根市平田町)が5月7日、ベルロード沿いにオープンした。
店主の小林亮さんは彦根市内で長年飲食店を営む家庭に育ち、自然と料理の道を志したという。大阪での中華料理レストランでの修業を経て、沖縄の飲食店では中華料理と沖縄料理を融合させたレストランを任されるなど、経験を重ねた後、地元に戻り念願だった自身の店を開いた。
店名の「琉」は、小林さんが魅了された沖縄の「琉球」から取った一字。小林さんは「沖縄で培った経験も生かしつつ、本格的な中華料理を提供していきたい」と意気込みを見せる。店内は、カウンター5席、テーブル4卓、掘りごたつ席2卓の合計33席を備える。
メニューは、「四川よだれ鶏」「蒸し鶏ショウガソース」「棒棒鶏(バンバンジー)」(以上700円)、「花咲きクラゲの冷製」(600円)や「おつまみうずらメンマ」(500円)などの前菜をはじめ、「鶏の唐揚げ」(700円)や「エビの天ぷらサンショウ塩添え」(800円)などの揚げ物、「ショウロンポウ」「広東シューマイ」(以上、3個600円)、「春巻き」(2本500円)などの点心、「チンジャオロース」「甘酢酢豚」「エビの特製チリソース」(以上900円)、「四川マーボー豆腐」(950円)など、定番中華料理をそろえる。
麺類やご飯物には「エビの五目チャーハン」(900円)や濃厚な「白ゴマ担々麺」(1,000円)などを用意。デザートには「杏仁(あんにん)豆腐」「マンゴープリン」(以上450円)など。「海ぶどう」「ゴーヤーチャンプルー」(以上800円)などの沖縄料理も提供する。お酒が好きだという小林さん。酒類のメニューも多くそろえているという。
小林さんは「お酒を飲みながら、本格中華を楽しめる場所を提供していきたい。居酒屋のような雰囲気もあるので、家族でも気軽に楽しんでもらえれば」と呼びかける。
営業時間は17時30分~24時。月曜定休。