
JA東びわこが運営する農産物直売所「やさいの里二番館」(彦根市平田町)が7月1日、リニューアルオープンした。
6月23日に行われたオープニングセレモニーの様子=やさいの里二番館
2008(平成20)年3月にオープンした同所。約600人の農家が直接持ち込んだ新鮮な農作物を販売する。同組合が運営する直売所の中で最も売り上げが高いが、以前からピーク時の混雑が課題となっていたほか、出荷農家からの要望を受けて改修に踏み切った。
今回の改修では、店舗に併設していた加工室を解体し、新築した別棟へ移転。空いたスペースを売り場として活用することによって、売り場面積を約1.2倍に拡張。セルフレジ2台も導入した。
出荷者の一人、成宮義人さんは「売り場が広くなったことで商品を並べやすくなり、より多くの商品を並べられるようになった」と話す。買い物に訪れていた客は「以前より広くなり、買い物がしやすくなった。これからも地元で採れた新鮮な農作物を購入するために利用したい」と話していた。
JA東びわこの柳本上司代表理事理事長は「今回のリニューアルで、消費者の方にも出荷者の方にも喜んでいただき、さらに利用しやすい場所になった。これからも地域の皆さまに利用いただければ」と来館を呼びかける。
営業時間は9時~17時。