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愛荘町で「あいしょう野菜収穫サイクリング」 里山の自然や食を体験

「あいしょう野菜収穫サイクリング」をアピールする(左から)秦荘やまいも振興会会長の青木喜男さんと愛荘町役場の山本拓也さん

「あいしょう野菜収穫サイクリング」をアピールする(左から)秦荘やまいも振興会会長の青木喜男さんと愛荘町役場の山本拓也さん

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 サイクリングを通じて愛荘町の魅力を体感できる体験型イベント「あいしょう野菜収穫サイクリング」が11月23日、近江鉄道愛知川駅を出発地点として開催される。

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 愛荘町の歴史や伝統的な産物、農業の現状や新しい活動をサイクリングをしながら五感で感じてもらうことを目的に企画された同イベント。主催は地域資源を活用した体験型ツアーを企画する「おうみクロスツーリズム」と愛荘町。サイクリングツアーのガイドは「ビワイチマップ」の制作にも携わった、同団体代表の山本一男さんが務める。

 サイクリングコースは近江鉄道愛知川駅を出発後、初心者でも参加しやすい平たんな道で約12.2キロ。町内の農家やカフェなどに立ち寄り、当日開催される「エコ・フードフェスタあいしょう」の会場であるラポール秦荘(蚊野)を目指す。

 県内でも生産量の少ないキクラゲを栽培している工場「とよくにきくらげ」を見学した後、「まちのキッチンMACHIKICHI(マチキチ)」で愛荘町産のショウガを使ったドリンクの試飲や愛荘町の特産物であるヤマイモを調理・試食する。その後、豊満神社で参拝し、農薬を使わず、微生物を活用した土作りに取り組んでいる「継ノ(つぎの)農園」のハウスで野菜を収穫。さらに自転車を走らせ、北八木のヤマイモ農地を通過し、ラポール秦荘をゴールとする。

 「エコ・フードフェスタあいしょう」では、出店している地域の特産物を楽しむとともに、地域住民との交流や地域の取り組みについて知ってもらう機会を設けるという。

 同イベントを担当する愛荘町役場くらし安全環境課の山本拓也さんは「愛荘町は、愛知川と秦荘という2つのまちが1つになり20年がたった。サイクリングを通じてこの20年の歴史とまちの今を知ってもらえれば」と話す。

 参加費は1,800円。自転車持参推奨、レンタサイクルあり(別途費用)。中学生以下は保護者の同伴が必要。ヤマイモやキクラゲなどの土産付き。専用フォームで申し込みを受け付ける。

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