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愛荘町・町制施行20周年記念「エコ・フードフェスタあいしょう」開催へ

愛荘町くらし安全環境課の山本拓也さん

愛荘町くらし安全環境課の山本拓也さん

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 「エコ・フードフェスタあいしょう」が11月23日、愛荘町立福祉センターラポール秦荘はつらつドーム(愛荘町安孫子)で開催される。

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 愛荘町の町制施行20周年記念事業として、「皆で描こう! 持続可能な町の未来」をテーマにしたイベント。主催は「愛荘町エコパートナーシップ会議」(愛荘町くらし安全環境課)。

 町の環境保全や防災、サステナブルな活動に携わる団体・企業などが協力し、地域住民の交流や環境・防災意識の向上、新しい活動が生まれるきっかけ作りを目指し開催する。

 「環境」ゾーンでは、再生可能エネルギーやリサイクル、エコな暮らしの知恵を体験しながら学ぶことができる。廃食油を利用したエコキャンドル作りや堆肥・野菜作り講習会などの体験、ペットボトルリサイクル、段ボールコンポストなどを資源循環の取り組みの紹介、電気自動車や燃料電池自動車、手回し発電機で走るソーラートレインなどの「はたらく車」「エコカー」も展示する。ほかにも、滋賀県立大生が扮(ふん)する「廃棄物バスターズ」によるごみ処理戦隊ショーも行う。

 「防災」ゾーンは、「災害への備えや日々の安全意識」をプログラムや展示を通じて楽しく学べるようにする。地震体験車やはしご車、白バイや子どもバイクなどの展示のほか、液状化実験、避難所体験、給水車やトイレカーのなども紹介する。

 「食とキッズ」ゾーンでは、子どもが楽しめるゲーム、忍者列車、工作体験、つきたての餅、出張防災子ども食堂、移動水族館などが出展する。

 今年4月から取り組んできた「起業体験プログラム」の集大成として、愛知中学校1年生が「実践販売」を行う。架空の会社を設立して商品やサービスを企画し、地域事業者と協力して販売する。「折り紙ストラップ」「キーホルダー」などの雑貨のほか、「カップたこ焼き」「ミルクジャムパン」「ギョーザの皮サラダパフェ」「肉丼」「野菜クレープ」「一口シューマイ」など地元野菜を使ったフードや、ユニークな発想の商品を用意しているという。

 会場には、マイ箸・マイボトル・マイ容器・マイバッグの持参やフードドライブ(家庭で余っている食品の寄付)への協力も呼びかける。

 愛荘町くらし安全環境課の山本拓也さんは「身近な取り組みを通じて、未来のまちづくりを考える機会にしたい」と思いを話す。「面白い企業や団体の活動が一堂に集まり、たくさんの学生や子どもたちも出展する。未来の愛荘町を支える若い人のチャレンジを応援に来てもらえれば」と来場を呼びかける。

 開催時間は10時~15時。入場無料。

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