JFL所属のサッカー「レイラック滋賀FC」の今シーズンの最終戦が11月23日、平和堂HATOスタジアム(彦根市松原町)で行われる。
レイラック滋賀はJリーグへの昇格を目指しており、来月12月7日と14日のJ3の最下位チームとの入れ替え戦に臨む。
レイラック滋賀は「MIOびわこ滋賀」時代の2013(平成25)年にJリーグ参入を目指すと表明。2023年にクラブ体制を刷新し、現在のチーム名に変更。彦根市とホームタウンに関する連携協定を締結した。
昇格の仕組みは、JFLで1位の場合はJ3最下位チームと自動入れ替え、2位の場合はJ3で最下位(20位)または19位との入れ替え戦となり、3位以下だと昇格できない。
レイラック滋賀は今月16日のブリオベッカ浦安・市川との試合で2-2と引き分けた。首位の「Honda FC」が勝利して優勝を決めたため、最終戦を前に今シーズンの2位が確定した。ほかのJリーグ昇格の基本条件もクリアしていることから、Jリーグ昇格に向けて12月7日と14日にホーム&アウェー方式でJ3最下位チームとの入れ替え戦に臨む。
平和堂HATOスタジアムでの23日の今季最終戦は、横河武蔵野FCと13時キックオフ。彦根市はレイラック滋賀のJリーグ昇格を市民と一緒に応援するため、「ひこにゃん」「わるにゃんこ将軍」の2種類の缶バッジを用意し、最終戦の来場者先着1000人に進呈する。
11月18日には、レイラック滋賀の選手2人と市職員たちが彦根駅前でチラシを配りながら、来場を呼びかけた。
入場料はチラシを持参するか、公式サイトからデジタルチケットを入手し会場で見せると、招待チケットが渡されて無料になる。