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レイラック滋賀FCがJ3昇格 入れ替え戦で勝利、滋賀初のJリーグクラブ

J3昇格を祝福する「ひこにゃん」(写真提供=彦根市)

J3昇格を祝福する「ひこにゃん」(写真提供=彦根市)

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 今シーズンの日本フットボールリーグ(JFL)で2位だったレイラック滋賀FCが、12月14日に静岡県沼津市で開かれたJ3との入れ替え戦のアウェー戦に臨み、見事、Jリーグ昇格を決めた。

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 レイラック滋賀FCは今シーズン、JFLで過去最高の16勝を挙げ、クラブ史上最高の2位の好成績を収めた。J3最下位のアスルクラロ沼津との入れ替え戦では、7日に平和堂HATOスタジアム(彦根市松原町)で開かれた初戦を3-2で勝利。アウェー戦で引き分けか勝利すれば、Jリーグ昇格が決まる試合だった。

 この日、レイラック滋賀FCは序盤から攻勢をかけ前半23分に先制。その1分後に追いつかれたが、その後は両チームとも得点できず、1-1のドローで試合終了。7日のホーム戦を加えた合計得点で4-3となり、レイラック滋賀FCのJ3への昇格が決まった。

 Jリーグに入会するには、JFLのリーグ戦の最終順位が2位以内であること、J3との入れ替え戦に勝利すること、JFLのホームゲームで1試合平均の入場者数が2000人に達し、年間入場料収入が1,000万円に到達していることなどの条件がある。

 14日のアウェー戦後、レイラック滋賀FCはJ3入会審査項目を全て充足したとして「Jリーグへの入会が確定した」と公表。内林広高社長は「滋賀県サッカー界にとって長年の悲願だった『Jリーグ入会』という大きな節目を迎えることができた。ここが終着点ではなく、このクラブが、より多くの人に愛され、滋賀で育つ子どもたちの目標となり、未来へ夢を広げる存在であり続けたい」とコメントを発表した。

 三日月大造知事は「県民の一人として心の底から喜びを感じるとともに、皆さまの活躍を誇りに思う」とコメント。田島一成彦根市長はユニホーム姿の「ひこにゃん」と一緒にユーチューブで「市民みんながJリーグ昇格を心から喜んでいる。平和堂HATOスタジアムで、これからも応援したい」と話した。

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