今年10月のドラフト会議でプロ野球の球団から指名を受けた、いずれも彦根出身の増居翔太投手と奥村頼人投手が今月、彦根市役所に田島一成市長を表敬訪問し、意気込みを語った。
増居投手は彦根市立稲枝東小学校、稲枝中学校、彦根東高校卒。進学した慶応大学では2021年6月の全日本大学野球選手権記念大会で優勝し最優秀投手賞となり、トヨタ自動車では昨年11月の社会人野球日本選手権大会で優勝し最高殊勲選手賞を受賞した。ドラフト会議ではヤクルトから4位指名を受けた。
12月5日に市役所を訪れた増居投手は「25歳という年齢もあるので、1年目から先発投手としてローテーション入りを目指したい」と抱負を述べた。
奥村投手は彦根市立高宮小学校、彦根中学校卒。彦根中学時代には野洲ボーイズに所属した。進学した横浜高校では今年春の選抜高校野球大会でエースとしてチームを優勝に導き、夏の全国高校野球選手権大会でもベスト8進出に貢献した。ドラフト会議ではロッテから3位指名を受けた。
12月17日に市役所を訪れた奥村投手は「次に続く彦根の子どもたちの模範となれるように頑張っていきたい。1年目はしっかりと土台をつくることを心がけたい」と話した。
両投手はサプライズで登場した「ひこにゃん」と対戦したり、キャッチボールをしたりして場を和ませていた。最後は田島市長を交えて記念撮影に応じた。