ボランティアカフェのスペシャルイベント「クリスマスマルシェ」が12月24日、愛荘町立福祉センター・ラポール秦荘内いきいきセンター(愛荘町安孫子)で開催された。
プレゼントを配るサンタクロース(写真提供=愛荘町ボランティアセンター)
主催は愛荘町ボランティアセンター(愛荘町社会福祉協議会)。ボランティアスタッフや地域で活動する住民同士の交流や、活動内容の情報交換の場とすることを目的として行われた。世代や立場を超えた交流の場として企画された同イベントは、一般の地域住民にも足を運んでもらい、ボランティア活動を知ってもらうきっかけとすることも狙いに開いた。
当日は、ボランティアグループによるハンドメード品販売や折り紙やキーホルダー作りのワークショップを行ったほか、愛知高等養護学校の野菜販売、地域事業者によるゲームコーナーなどが並び、会場はにぎわいを見せた。イベントの終盤にはサンタクロースも登場し、来場者にプレゼントを配る場面も見られた。
会場には出店者も含め、子どもから大人、高齢者まで約50人が来場。親子連れや学生ボランティアの姿も見られ、高齢者同士が談笑しながらイベントを楽しんでいた。参加者からは「普段、あまり話さない年代の人たちと話ができた」、「幅広い世代の人たちと交流できて良かった」となどの声が聞こえた。
ボランティアセンターの岡村敦史さんは「参加者同士での交流ができていたのが良かった」と振り返る。これからの展望として、「ボランティア、事業者、住民の『やってみたい』という思いが形になる場になってほしい。この場を通して、年代を超えた仲間づくりのきっかけになれば」と話す。同センターでは来年も交流を目的としたイベントを開催予定。