彦根市のキャラクター「ひこにゃん」によるおもてなしイベント「ひこにゃんディナーショー」が2月1日、彦根商工会議所(彦根市中央町)大ホールで開催された。
「ひこにゃん自らが彦根のグルメを集め、ファンをもてなす」をコンセプトに企画された同イベント。昨年11月の初開催に続く第2弾で、11月と2月、昼夜合わせて計4回のステージを繰り広げた。チケットはほぼ完売し、ひこにゃんの全国的な人気の高さを示した。
当日のドレスコードは、ひこにゃんの兜(かぶと)の赤や黄、スカーフの緑などを取り入れた「ひこにゃんカラー」を身に着けること。会場には、ひこにゃんを模した装いなどのファンらが集まり、初対面の参加者同士もひこにゃんの話題を通じて和気あいあいと交流を楽しんだ。
料理は、市内飲食店の味を一つのお重に詰め合わせた特別メニューを用意。メイン1種類、副菜5種類、スイーツ1種類で構成し、各回で異なる内容とした。「温かい状態で提供したい」と直前に仕上げを行う工夫も凝らし、長浜市から参加した女性は「彦根のおいしいものを1カ所で食べられるのはうれしい」と満足そうに話していた。
食事が進む中、当日のための特別衣装を身にまとったひこにゃんが登場。2月1日の昼の部では「ひこにゃんが料理を作る」をテーマに、各テーブルから野菜を集め、ステージで調理するしぐさを披露した。夜の部では楽器を集めて音楽を奏でるなど、時間帯で趣向を変えたパフォーマンスにファンは見入った。
ひこにゃんが各テーブルを回ると、参加者は一斉にスマートフォンやカメラを向け、写真や動画を撮影。ゆったりとした愛らしい姿に、会場のあちこちから「かわいい」と歓声が上がった。
ショーの後には、プレゼントが当たるゲームを実施。ひこにゃんが当日提供された料理の中から選んだ「好きなものランキング」を予想するクイズが行われ、正解が発表される度に参加者は一喜一憂し、大きな盛り上がりを見せた。
広島県から訪れクイズで7問正解したファン歴約15年のファンは「ひこにゃんは癒やし。もらったランチョンマットは大切に飾る」と笑顔を見せた。茨城県から4回全て参加した小室文相さんは「2年ほど前に彦根城でひこにゃんに一目ぼれした。その後、彦根の方々に親切にしていただいた縁もあり、彦根がより大好きになった。イベントの温かい雰囲気も良かった」と振り返る。
登場20周年を迎えるひこにゃん。今後も節目の年を彩るさまざまなイベントを予定している。