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彦根で学生主催ハンドボール大会「アルマカップ」 つながり続ける場所に

昨年のアルマカップの様子(写真提供=アルマカップ運営委員会)

昨年のアルマカップの様子(写真提供=アルマカップ運営委員会)

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 大学生が企画・運営するハンドボール大会「アルマカップ」が3月2日と16日、プロシードアリーナHIKONE(彦根市小泉町)で開催される。

大学生が企画・運営を全て行っている(写真提供=アルマカップ運営委員会)

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 同大会は、企画立案から当日の運営、寄付集め、広報活動まで、全てを大学生自身が担う学生主体のスポーツイベント。協会などの支援を受けない完全プライベートの大会で、運営費用は寄付金などで賄う。

 発起人は奈良教育大学4年生の佐藤美咲さん。ハンドボール人口の減少が課題となる中、「競技から離れることなく、卒業後もつながり続けられる場所をつくりたい」という佐藤さんの思いに共感した学生らが集まり、2025年に運営委員会を組織した。

 大会名の「アルマ(alma)」はラテン語で「魂・心」を意味し、日本語の「あるがままで」という響きもかけ合わせている。選手だけでなく、マネジャーなどチームを支える学生にも光を当てる特別表彰を用意するなど、「自己受容・他者受容」を理念に掲げる。

 昨年に続き2回目となる今回は、彦根で初めて開催。関西圏を中心に、男子は滋賀大学や大阪教育大学など8チーム(2日)、女子は滋賀大学や大阪大学、奈良女子大学など12チーム(16日)が参加し、延べ約300人の学生が集う。

 大会独自のルールとして、大学の枠を超えて複数チームでグループをつくる「タッグ制」を採用する。順位をタッグごとの「総得失点」で競うため、自分の試合だけでなく、タッグを組んだ他大学のチームを自然と応援する仕組みになっており、本来はライバルである他大学のチームを応援し合う光景が生まれ、会場全体に一体感を生み出す狙いがあるという。

 今回は新たな試みとして「食育」の要素も導入した。タッグ名に「炭水化物」「タンパク質」などの五大栄養素をモチーフにした名称を採用。「大学生の食生活は偏りが生じやすい」という課題に着目し、参加選手が楽しみながら食事バランスやコンディション管理の重要性を意識できるユニークな仕掛けを取り入れたという。

 運営メンバーの中上樹さんは「地域の方々に、若い世代が本気で向き合っている姿や、大学生が自分たちで大会をつくり運営している姿を見て、元気や希望を感じてもらえたら」と話す。

 開催時間は9時~。観覧無料。

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