彦根のキャッスルロード沿いに10月27日、モンブラン専門店「栗りん（くりん）」（彦根市本町1）がオープンした。滋賀県では初出店となる。

「栗りん彦根店」の店内

　1階でテイクアウト販売するが、2階のイートインスペースで食べることもできる。和風モダンの内装で、22席を用意。

　客の目の前で一つ一つ仕上げ、出来たてのモンブランを提供する同店。モンブランの材料は季節ごとに選んだ和栗を使う。栗を独自の配合でブレンドし、自社で開発した「しぼり機」で糸状のペーストにして最後の仕上げをすることでライブ感を演出するという。

　商品は、北海道産のミルクを使ったソフトクリームにペーストをかけメレンゲを添えた「モンブランソフト」（800円）。もなかを皿に見立て、団子にペーストをかけた「モンブラン団子」（550円）。両品とも、黄金（栗）・濃紫（芋）・ほうじ茶の3種類のモンブランから選ぶことができる。

　ほかに、大福に栗のペーストをかけたモンブラン「栗千本」、「栗きんとん」（以上、2,200円）、三種の栗のモンブラン「栗三秋」（2,700円）などをそろえる。

　店主の山崎祥さんは「彦根の城下町の雰囲気が好きで店を開いた。滋賀県にないものを提供し、地域を盛り上げたい。お客さまの目の前でモンブランを完成させるので、その様子を動画に撮るなどして、ライブ感も一緒に楽しんでもらえれば」と呼びかける。

　営業時間は10時～17時（土曜・日曜は19時まで）。