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彦根に一棟貸し切り民泊施設「星川邸」 空き家を民泊に再生、最大25人宿泊

youmeの村上享嗣社長

youmeの村上享嗣社長

 彦根市内の空き家を再生した一棟貸し切り民泊施設「星川邸」(彦根市大薮町)が4月3日にオープンした。経営はyoume(西沼波町)。

14畳の大広間=星川邸

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 同社社長の村上享嗣さんは元銀行員で、現在は「空き家活用アドバイザー」として活動している。自身の前住居や親の実家を賃貸活用した経験から、立命館大学大学院ビジネススクールで空き家問題をテーマに研究。金融や不動産知識も生かし、空き家の再生に取り組んでいる。

 放置すれば維持管理の負担となる空き家を、民泊などで資産に変える提案をする村上さん。「負動産と思っていた親が残してくれた家が、工夫次第でありがたい資産に変わる。その可能性があることも、知ってもらえれば」と話す。

 同施設はもともと医師の邸宅で、その後、グループホームとして利用されていた建物。人手不足を理由に退去したのを機に、約1年かけて改修した。名称は前所有者への敬意を込めて「星川邸」と名付け、邸宅ゆかりの絵画も館内に展示する。壁紙やクッションフロアの一部は村上さん自身がDIYで貼り、閉店した結婚式場から譲り受けた照明や家具も活用した。

 建物は築34年、敷地は約130坪。1階・2階を合わせて最大25人まで宿泊できる。1階にリビング、キッチン、14畳の和室、トイレ、浴室があり、愛犬と一緒に過ごせる(2匹まで。5,000円)。2階の客室には滋賀にちなんだテーマを設け、琵琶湖をイメージした「湖の部屋」、伊吹山を想起させる「山の部屋」、雪景色をモチーフにした「雪の部屋」、彦根城をテーマにした「お城の部屋」などを用意。バーベキューができる庭も整備している。駐車場は7台。

 料金は6人まで4万2,000円~で、1人増えるごとに8,000円を加算。16人以上で一律12万2,000円~。

 村上さんは「ゴルフ仲間や3世代家族、仕事仲間など、大切な人と一緒に、ここでしかできない時間を過ごしてもらえれば。人とのつながりを育む場所にしたい」と話す。今後は、日帰り利用やヨガ合宿、趣味をテーマにしたイベントも企画する予定。

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