![店長の疋田匡さん](https://images.keizai.biz/hikone_keizai/headline/1739155399_photo.jpg)
「能登カキ」を提供する出張カキ小屋「牡蠣(かき)小屋だるま」が2月9日、今年もイオンタウン彦根(彦根市古沢町)の駐車場に期間限定でオープンした。
石川県の七尾湾から直送される「能登カキ」を中心に、ホタテやハマグリなどの海産物をバーベキュースタイルで提供する同店。2018(平成30)年から、「能登カキ」を広め石川県を盛り上げようと、期間限定で各地を回り出店している。
昨年の能登半島地震からの復興がいまだかなわないカキ生産者も多く、生産を再開できてもまだまだ厳しい状況にある中、カキを仕入れているという。店長の疋田匡さんは「復興が厳しい状況の中でも、一生懸命カキの生産に取り組んでいらっしゃる。多くの方に食べてもらって、被災地に貢献できれば」と話す。
飲食スペースには4坪のコンテナ3台を設置し、各コンテナにテーブル3卓を用意する。トングやはさみなどをセットした「バーベキューセット」(330円)を使い、客が自ら網焼きを楽しむ。
メニューは、能登カキ(1キロ=1,800円、2キロ=3,500円)、バケツ盛り(約20個=5,800円)、やかん蒸し(約10個=2,900円)などの殻付きカキのほか、ホタテ(600円)、イカ串(800円)、タコ串(550円)、サザエ(500円)などの海鮮類、カキフライ、エビフライ、アジフライ、枝豆などの一品料理、アルコール・ドリンク類を用意する。
8日から営業する予定だったが、大雪のためカキが届かず、9日からの営業となった。さらに、設置していたテントが雪で倒壊するトラブルにも見舞われた。現在は無事に営業を始めている。
「多くの方に能登カキを食べてもらって、生産者に元気を届けたい。プリッとした能登カキを楽しみにお越しいただければ」と呼びかける。
営業時間は、11時~14時、17時~21時(土曜・日曜・祝日は11時~21時)。今月24日まで。