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彦根・鳥居本で「とりいもと宿場まつり」 赤布アート、仏生寺みその販売も

昨年の「とりいもと宿場まつり」赤布アートの様子(写真提供=鳥居本お宝発見隊)

昨年の「とりいもと宿場まつり」赤布アートの様子(写真提供=鳥居本お宝発見隊)

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 「とりいもと宿場まつり」が10月5日、彦根市鳥居本地区の旧中山道一帯で開催される。当日は約600メートルの区間に56店が出店し、古民家の軒先が赤い布で彩られる。

過去のとりいもと宿場まつり(写真提供=鳥居本お宝発見隊)

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 沿道にフードメニューを販売するキッチンカーやレトロなゲームが楽しめるコーナーなどが並ぶほか、同日限定で重要文化財に指定されている古民家を複数公開する。古民家の前は「鳥居本のさんあか」にちなんだ赤い布が使われ、「軒先赤布アート」を展示。「鳥居者のさんあか」は、宿場まつりのテーマカラーで、鳥居本地区の名産である赤玉神教丸、雨がっぱ、鳥居本スイカが、全て赤色だったことに由来する。

 鳥居本駅近くの中山道沿いでは、鳥居本中学校の生徒によるソーラン節やヨシ笛の演奏などを披露。JA前に設置されたステージでは和太鼓の演奏や「彦根を盛り上げ隊」による寸劇などを行う。

 10時30分からは、名物「仏生寺みそ」を販売。鳥居本地区仏生寺町にある寺に残されていたレシピを元に考案された「みそ」で、鳥居本産のさんしょうをたっぷり使っている。価格は1瓶600円で、毎年、開店直後に売り切れるほど人気だという。

 主催するのは地元のグループ「鳥居本お宝発見隊」。代表の高橋邦男さんは「毎年、この日は3000人~4000人が集まる。店も場所に困るほど出店してくれる。大変なこともあるが、たくさんの人が来て喜んで帰ってくれるのがうれしい」と話す。

 開催時間は10時~15時。近江鉄道を利用して会場を訪れた人には記念品を進呈。飛騨運輸の駐車場など複数箇所に駐車場を用意する。

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