
愛荘町社会福祉協議会(愛荘町市)が主催する「いばしょ塾」が9月8日、ラポール秦荘(安孫子)の「いきいきセンター」で開催された。
同協議会が、住民とともに作り上げる「見守り・居場所プロジェクト」として昨年度始まり、本年度2回目の開催。自治会でサロンなどを主催している役員やボランティアスタッフ、地域で集まりを作りたいと考えている住民にとって、交流や活動内容の情報交換の場となることを目的としている。
今回は、同町沓掛で高齢者の集いの場となっている「いきいきサロン」のボランティア支援スタッフ・大橋良洋さんが講師を務め、ランプシェード作りを通じて参加者に同サロンでの活動内容を紹介した。
当日は男女合わせて約10人が参加し、真剣にランプシェード作りに取り組む様子が見られた。ランプシェードに使われている材料は、「参加者と事業者とのつながりが生まれたら」という思いから、同町の事業者が提供したという。
同イベントの終わりには、参加者同士でランプシェードに描いた絵を見せ合い、感想を伝え合った。「サロンでは活動して終わりにするのではなく、活動後に参加者同士で感想を共有する時間が非常に大切」と大橋さんは話す。「共有する時間を持つことで、新たな交流や会話が生まれる」とも。
同プロジェクト代表の大辻登代子さんは「このイベントをきっかけに、それぞれの地域で楽しい集まりが増えるとうれしい。まずは気楽に参加してもらえれば」と呼びかける。
次回は11月17日の14時~15時30分に開催。