降雪の時期に合わせて、NEXCO中日本彦根保全・サービスセンター(彦根市原町)は12月11日、彦根市原町の彦根インターチェンジ内で雪氷対策作業安全祈願祭と雪氷出動式を開いた。
NEXCO中日本の雪氷対策の作業担当区間は、名神高速道路の関ヶ原IC~八日市IC間44.8キロと、北陸自動車道の米原JCT~木之本IC間23.7キロ。除雪作業基地は名神高速道路が関ケ原・彦根・八日市の3カ所、北陸自動車道が長浜の1カ所。
除雪などの作業機械計109台と作業人員最大428人の体制で、今月15日から2026年3月31日までの137日間、高速道路交通警察隊や関係機関と協力しながら、適切な除雪と凍結防止剤散布の作業を行っていく。
毎年、降雪の到来を前にしたこの時期に出動式を開いており、本年度はNEXCO中日本の職員や滋賀県警、岐阜県警の高速道路交通警察隊の隊員ら計260人が参加し、除雪車や両県警のパトカーなど約60台が出動した。
出動式を前にした雪氷対策作業安全祈願祭では神職による祝詞奏上や除雪車への清祓(きよはらい)、参加者代表による玉串奉てんなどの儀式が執り行われた。
出動式では来賓のあいさつ後、NEXCO中日本の職員がそれぞれの車両に乗車。彦根保全・サービスセンターの宇都宮尚史所長の号令に合わせて出動した。